アーチ型の石橋の要石(キーストーン)が全体を支えるように、一つの習慣が周りの行動を支える、という考え方です。チャールズ・デュヒッグが『習慣の力』で紹介して広まりました。
身近な例では、朝の散歩を始めたら、夜の早寝や食事の時間も整ってきた、というような流れです。机を片付ける習慣が、書類を溜めない、勉強を始めやすいといった変化につながる人もいます。
ただし、どの習慣が中心になるかは人によって違い、「これを始めれば他も良くなる」と言える習慣があると確かめられているわけではありません。
選ぶときは、自分の生活で崩れやすい部分を見て、一つだけ試します。睡眠が乱れているなら就寝時刻、運動不足なら週2回の散歩といった具合です。数週間続けて、ほかの面に変化があるかを観察してみてください。
【例】夜更かしが続く人が、まず「0時にスマホを別の部屋で充電する」だけを数週間続けたところ、朝の時間にも余裕が出てきた、という変化が語られることがあります。