人は意外なほど、目に入るものに行動を左右されます。ランニングを習慣にしたいなら、前の晩に玄関へウェアを出しておきます。読書なら、本を枕元に置き、スマホは別の部屋で充電します。机でする勉強なら、教材を開いたままにしておくだけで、座ってから始めるまでの手間が減ります。
やめたい行動には、逆に一手間を加えます。SNSアプリをホーム画面の奥に移す、ログアウトしておく、お菓子を目に入らない棚に入れるといった工夫です。「やらない」と決めるより、やりにくくするほうが長続きします。
在宅勤務では、仕事の場所と休憩の場所を分けると切り替えやすくなります。ワンルームでも、机の向きを変えるだけで違います。大がかりな模様替えは不要で、まず一か所だけ変えてみてください。
【例】朝のランニングを始めるなら、前の晩にウェア、靴下、水筒を玄関に並べます。起きてから探す手間がなくなり、「着替えるのが面倒」という壁が一つ減ります。