目的は2分で終わらせることではなく、「始める」という最初の壁を越えることです。ジェームズ・クリアーが著書『Atomic Habits』(2018年)で紹介して広まりました。例えば「30分走る」は「ランニングシューズを履いて玄関を出る」、「英語を勉強する」は「単語を1つ見る」、「日記を書く」は「1行だけ書く」に縮めます。
やる気が出ない日でも、2分ならできることが多く、始めてみるとそのまま続けられる日もあります。続けられなくても、その日は「やった」と記録できる点が大切です。
注意点は、2分のまま何か月も止まらないようにすることです。慣れてきたら少しずつ時間を延ばします。また、締め切りのある試験勉強のように、一定の量が必要なものには、2分だけでは足りません。そのときは、2分を「始める合図」として使います。
【例】受験勉強で気が重い日は、「問題集を開いて1問だけ解く」を最低ラインにします。続けて解けた日は、そのまま続ければよく、1問で終わった日も「やった」日です。