この数字は、2010年にロンドン大学の研究者らが発表した論文に由来します。96人の参加者が、昼食と一緒に果物を食べる、夕食前に15分走るといった行動を自分で選び、12週間にわたって毎日の「自動性」を記録しました。行動が自動的になる日数をモデルで推定した結果、中央値が66日でした。
ただし同じ論文で、人によって18日から254日まで大きな開きがあったことも示されています。行動が複雑なほど時間がかかり、1日抜けても全体の傾向に大きな影響は出なかったとも報告されています。つまり66日は「この日数で完了する」という期限ではなく、「思っているより長くかかるのが普通」という目安です。
例えば朝のストレッチを習慣にしたいなら、2か月ほどは意識して続ける期間と考え、抜けた日があっても翌日に戻れば十分です。日数の見積もりは、習慣が定着する日数の計算ツールでも試せます。
【例】朝の白湯を習慣にするなら、最初の2週間は意識して続け、2か月目に入ってから「考えなくてもやっている」と感じられれば、順調な進み方です。