新年の抱負が続かないのは、多くの場合、目標が大きく、毎日の行動に分けていないからです。「毎日運動」を「帰宅後に玄関でスクワット5回」のように分け、1月中旬の最初の山を越えたところで見直すと、続けやすくなります。
なぜ1月中旬に止まりやすいのか
年末年始は、休みの勢いで「今年こそ」と決心しやすい時期です。ところが、仕事が始まると生活が一変し、準備した時間が取れなくなります。1月中旬ごろには、始めた頃の気持ちの高まりも落ち着きます。
ここで抱負を続けられるかは、気持ちの強さより、毎日の行動に分けてあるかに左右されます。目標を「結果」だけで書いていると、日々の行動が曖昧になり、続きにくくなりがちです。
抱負を毎日の行動に分ける3ステップ
- 結果の目標を書く:例)今年は体力をつけたい。
- 毎日の行動に直す:例)平日は帰宅後に玄関でスクワット5回。
- 合図と最低ラインを決める:例)靴を脱いだら始める。疲れた日は1回でもよい。
この手順は、目標と仕組みの違いの考え方と同じです。抱負を1つ選び、他は来月に回します。欲張ると、全部が中途半端になりやすいからです。
30日の試運転を決める
新年の抱負は、1年分を一度に考えず、まず30日の試運転にします。1月は松の内が明けたあたりから始めてもかまいません。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 1〜10日目 | 最低ラインだけ行う。回数は増やさない |
| 11〜20日目 | できていれば、少し増やす |
| 21〜30日目 | 続け方を見直し、2月以降の形を決める |
30日たったら、「続けやすかった時間帯」「負担だった点」を書き出し、調整します。計画を直すのは失敗ではなく、続けるための作業です。
抜けた日と2月以降
抜けた日があっても、取り戻そうとして倍やる必要はありません。翌日に最低ラインで戻ります。
2月以降は、同じ抱負を続けるか、別の1つに替えるかを選びます。続ける場合は、ハビットトラッカーで月ごとの実行日数を見て、前の月と比べて増えていれば、それで十分な前進です。
日記を使って振り返りたい人は、日記の始め方ガイドも参考になります。
例:「英語を勉強する」を30日の計画にした場合
仮の例として、「今年は英語を勉強する」という抱負を、30日計画にしてみます。
- 結果の目標:年末までに英語のニュースを辞書なしで読めるようになりたい。
- 毎日の行動:通勤電車で英語のニュース記事を1段落読む。
- 最低ライン:座れない日は見出しだけ読む。
- 合図:電車に乗ったらアプリを開く。
30日たったら、続けやすかった時間帯、難しかった点を書き出し、2月からの形を決めます。目標を大きくするのではなく、行動の続け方を直していくのがコツです。
まとめと、今日の一歩
今日の一歩:抱負を1つだけ選び、「帰宅したらまずこれをする」という行動を1行で書いてください。回数は、疲れた日でもできる数にします。習慣を続ける全体の手順は習慣化の計画ガイドにあります。
抱負は1年間守る約束ではなく、今の生活に合わせて形を変えていく計画です。春の新生活や夏の休みなど、節目ごとに見直す日を決めておくと、気持ちが楽になります。
1月の終わりに、続いた日数を数えるのではなく、続けやすかった日の共通点を探してみてください。朝だった、家だった、疲れていなかったなど、共通点が見えれば、次の月の計画に生かせます。



